マザース三日坊主

スイーパーのWさん

10月の3連休に「OSJ KOUMI 100」という100マイルのトレイルレースに出てきました。

八ヶ岳東部小海町 松原湖周辺から稲子湯にかけて32kmのコースを5周して100マイル(160km)走るレースですが、4周終わって関門時間オーバーで終了という結果でした。
正確に言うと3周走った時点で、4周目の関門時間クリアは無理というのはわかっていたのですが、4周目はせっかくなので走りました。

4周目走り始めて少しすると、後ろの人が話しかけてきました。
「4周目ですよね?」
そうですと答えると、その人はトランシーバーで
「4周目最終ランナー確認しました」
と報告してました。その人は4周目最終ランナーのスイーパーでした。
スイーパーとは、最後尾の選手につくスタッフのことで、
今回は4周目と5周目の最後尾にそれぞれスイーパーがいました。

そこから4周目走り終わるまで自分の後ろには、
このスイーパーのかたがついてくれるということになりました。

こちらが特に聞いたわけでもないのですが、
そのスイーパーのかたは福島の喜多方から来ている方で、
最近はレースに出るよりボランティアのほうが楽しいとか、
ハセツネは13年前に出たとか、大江戸小江戸200kmに出たとか
いろいろ話してくれました。

私のほうは私で、レース前日から鼻水が止まらず、
鼻づまりで呼吸もしづらい状態でしたので、あいずち打ちながらも
若干話半分で聞いてました。すいません。

4周目で一番つらかったのは、稲子湯からトレイルに入っての登りでした。
途中から自分が先頭で、スイーパーのかた、5周目の人が2人の4人ひとかたまりで登っていったのですが、鼻をかみたいのにかめずで、鼻づまりのまま、口呼吸で犬のようにハアハア言いながら進んでいきました。
酸素が足りてないとつらいなーと思いながら何とか最高点の2100m地点についてようやく鼻がかめました。

今思えば、途中で止まって後ろの人に先行ってもらえばよかったのですが、その時は止まると後ろに迷惑かけると思い込んでました。逆に遅くて迷惑だったかなと。
下りのトレイルは、足が痛いのと、踏ん張りがきかないので全然走れずこれはこれできつかったです。

そして、スイーパーのかたと30km近く一緒に走っているうちに、
何か一緒に走る仲間のように思えてきて、終わったら一緒に写真でも撮ろうかなんて考えながらようやく最後のエイドポイント(休憩所)に到着。
あと残りおよそ4km。

最後のエイドポイントからゴール(ではないですが)までは、
これで最後だと思いがんばって飛ばして何人か抜いていったのですが、途中、知り合いのTさんに会いました。
Tさんはペーサー(伴走者)として選手と一緒に走っていました。

そのTさんペアを抜いたときに、
「速いですね」と声をかけられたので、
「4周しか走ってないんで」と答えたら、
「僕らも4周です」とTさん。

するとスイーパーのかたが私からスーッと離れて、
新しい4周目最終ランナーの後ろに。
別れは突然やってきました。さようならスイーパーわたなべさん。
そんなこんなで4周走り終えました。

完走できなかったので、来年も多分出ます。

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