マザース三日坊主

保活のトラウマ

ごぶさたしております、菅原です。
育休が明けて4月から職場復帰しました。

さっそくですが、職場復帰するにあたり、昨年は「保活」に取り組みました。
これが心身ともに疲弊する大変な活動で、東京で子どもを育てながら働くということに対して、なんだか違和感?、不信感?を感じることもありました。

「保育園落ちた日本死ね」のブログがメディアで取り上げられたこともあり、
保育園に預けることはとっても難しいことなんだと、なんとかなると思っていた私も
妊娠中にリサーチを開始し、自分が思いつく範囲で先手を打って動きました。
おかげさまでいくつかの保育園から声がかかり、無事に入園することができました。

ただ、失敗したこともいくつか。

7月~9月は保育園の説明会がピークで、
手帳は働いているときよりも埋まっているんじゃないかという具合。(おいっ!!)
9月30日、○○保育園説明会、とだけ書いてあり時間が書いていない。
ん?と当日の朝に気がついて、あわてて保育園に連絡をし、時間を確認して、
娘をベビーカーに乗せて向かう。
すると保育園の前に、まるでお受験ですかと言わんばかりのスーツ姿の保護者たちが列をつくっていて、子どもは連れていない。
保育園の説明会といえば、普段着のちょっとやつれたお母さんが、赤ちゃん連れで来ている。いつもの光景とスーツ姿がまったく結びつかないので、おかしいなと思いつつ、私はだるっとしたTシャツとゆったりつなぎの服で、鼻水の垂れた娘を抱いて、列に加わった。

列が進み、受付で名前を言っても私の名前はないらしい。
その名簿を覗くと、子どもの名前と生年月日、自宅住所、家族構成、保育園までの徒歩での時間などが書いてある。私はその情報を伝えた覚えがない。話をきくと、それらの情報をメールで送るなどの事前のやり取りが必要だった。私は電話で問い合わせをしてメールの話を聞いたはずなのに、説明会の開催日だけを手帳にメモし、メールをすることを忘れていたのだ。

説明会は今日のみで、説明会に参加した人だけが入園申込みをできると聞いて、なんとか説明会に参加させてもらえないかとお願いしたが、すでに定員がいっぱいで電話でお断りした方もいるので、事前に情報をいただいていない方を説明会に参加させるわけにはいかないと言われた。
明らかに自分が悪いので、この保育園を責める気持ちはそんなになかったのだが、
まわりがきちっとしたスーツ姿ですんなり会場に入っていく姿を見て、自分が情けなくなった。なんでだるっとしたTシャツなんだろう。私がだらしなく抜けていたばかりに、娘が入園できる可能性を失ってしまった。
自分のせいで自分が失敗するのは仕方ないけど、自分のせいで子どもが「不合格!!」と言われた気がして申し訳ない気持ちになった。

仕事が終わって帰ってきた夫にそのことを話す。
「そこには縁がなかったんだよー」と励ます夫に、
「結局私ばかりが保活している(仕事が忙しいのだから仕方ない)」
「だから待機児童が多い世田谷区に引っ越したくなかった(最終的には納得しただろ)」
と八つ当たりである。今思うと疲れて帰ってきたのに、気の毒である。

いまだに紺のスーツのお母様方を見ると、複雑な気持ちになり、トラウマのごとく大きな壁を感じる。

紺スーツ