マザース三日坊主

過去の仕事、今の仕事

ご無沙汰しております。屋代です。

以前、2015年12月の記事で柴田が書いていました、「少年飛行兵の笑顔」が、
アメリカのノースダコタ州の小さな映画祭にてドキュメンタリー賞をとりました。

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このドキュメンタリーは、太平洋戦争での特攻隊員の話になっています。
小さな映画賞ではありますが、そういった映像が、当時敵国だった国で評価されたということには、色々と考えさせられるものがあります。
そんな映像を一緒に作った柴田も年始に弊社を退社して、アメリカで映像の勉強を頑張っているようです。これを機に更なる飛躍をとげることでしょう。

さて、最近自分はといいますと、ディレクターズギルドの柳沢さんと、
NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」の中で流れる映像を制作しています。
実験的な映像ですが、とても良い作品になっております。過酷な撮影を乗り切っていただいた出演者、スタッフのみなさんには大変感謝しております。
9月3日(日)0時25分 (2日深夜) からの番組内で流れますので、みなさん是非ご覧いただければと思います。

これからも面白そうな映像制作をやっていければなと思います。それではまた。

今年始めてみたこと

フィルムカメラを始めてみました。

理由としては、まず、なんとなくおしゃれだから。
こういう業界にいながら、なんとなくでフィルムを選んでしまう自分に、
少しだけ悲しい気持ちになりましたが。

もう一つは、近くに詳しい人がいたから。
フィルムってデジタルで撮るよりも、光感度とか、シャッタースピードとか、、、
もういろいろめんどくさそう(こんなこと言ったら怒られそうですが、、)
という印象だったのですが、
その辺を身内に聞くことで解消されました。
二つ下の弟がいるんですが、
彼が趣味でフィルムカメラをやっていて、カメラマンとして就職していたので
おんぶにだっこ状態で、
わからないことがある度に聞いていました。
(ちなみに7月からフリーになったようなので機会があれば使ってあげてください)

いざ、始めてみるとデジタルとの違いにビックリ。
今まで撮ったその場で確認できるのが当たり前だったので
一本使い切って現像するまで写真が見れないのは不便な面もありつつ
少しドキドキして現像が楽しみになりました。

購入したのがレンズやピントなどいじれないタイプの
コンパクトフィルムカメラだったので、
良くも悪くも、意図しない場所にピントが合っていたり、
想定してなかったものが写り込んだいたり、、、と
撮る度にただただ自分の技量不足を痛感しているわけです。
とは言いつつ、どんな仕上がりになるんだろうかと、
ワクワクしてしまう自分もいます。

ようやく趣味らしい趣味に出会えたような気がしていますが、
この業界にいる限り今の技量では口が裂けても
「趣味はフィルムカメラです」なんて言えないなと思ってます。

比べるなんて本当に恐縮なんですが
撮影部の皆さんって本当にすごいんだなぁと実感する日々であります。

保活のトラウマ

ごぶさたしております、菅原です。
育休が明けて4月から職場復帰しました。

さっそくですが、職場復帰するにあたり、昨年は「保活」に取り組みました。
これが心身ともに疲弊する大変な活動で、東京で子どもを育てながら働くということに対して、なんだか違和感?、不信感?を感じることもありました。

「保育園落ちた日本死ね」のブログがメディアで取り上げられたこともあり、
保育園に預けることはとっても難しいことなんだと、なんとかなると思っていた私も
妊娠中にリサーチを開始し、自分が思いつく範囲で先手を打って動きました。
おかげさまでいくつかの保育園から声がかかり、無事に入園することができました。

ただ、失敗したこともいくつか。

7月~9月は保育園の説明会がピークで、
手帳は働いているときよりも埋まっているんじゃないかという具合。(おいっ!!)
9月30日、○○保育園説明会、とだけ書いてあり時間が書いていない。
ん?と当日の朝に気がついて、あわてて保育園に連絡をし、時間を確認して、
娘をベビーカーに乗せて向かう。
すると保育園の前に、まるでお受験ですかと言わんばかりのスーツ姿の保護者たちが列をつくっていて、子どもは連れていない。
保育園の説明会といえば、普段着のちょっとやつれたお母さんが、赤ちゃん連れで来ている。いつもの光景とスーツ姿がまったく結びつかないので、おかしいなと思いつつ、私はだるっとしたTシャツとゆったりつなぎの服で、鼻水の垂れた娘を抱いて、列に加わった。

列が進み、受付で名前を言っても私の名前はないらしい。
その名簿を覗くと、子どもの名前と生年月日、自宅住所、家族構成、保育園までの徒歩での時間などが書いてある。私はその情報を伝えた覚えがない。話をきくと、それらの情報をメールで送るなどの事前のやり取りが必要だった。私は電話で問い合わせをしてメールの話を聞いたはずなのに、説明会の開催日だけを手帳にメモし、メールをすることを忘れていたのだ。

説明会は今日のみで、説明会に参加した人だけが入園申込みをできると聞いて、なんとか説明会に参加させてもらえないかとお願いしたが、すでに定員がいっぱいで電話でお断りした方もいるので、事前に情報をいただいていない方を説明会に参加させるわけにはいかないと言われた。
明らかに自分が悪いので、この保育園を責める気持ちはそんなになかったのだが、
まわりがきちっとしたスーツ姿ですんなり会場に入っていく姿を見て、自分が情けなくなった。なんでだるっとしたTシャツなんだろう。私がだらしなく抜けていたばかりに、娘が入園できる可能性を失ってしまった。
自分のせいで自分が失敗するのは仕方ないけど、自分のせいで子どもが「不合格!!」と言われた気がして申し訳ない気持ちになった。

仕事が終わって帰ってきた夫にそのことを話す。
「そこには縁がなかったんだよー」と励ます夫に、
「結局私ばかりが保活している(仕事が忙しいのだから仕方ない)」
「だから待機児童が多い世田谷区に引っ越したくなかった(最終的には納得しただろ)」
と八つ当たりである。今思うと疲れて帰ってきたのに、気の毒である。

いまだに紺のスーツのお母様方を見ると、複雑な気持ちになり、トラウマのごとく大きな壁を感じる。

紺スーツ