マザース三日坊主

名作でした

おそらく40年ぶりにその本を思い出しました。先日たまたま点いていたテレビドラマの劇中、台詞として朗読されており、すぐにそれとわかりました。特に有名な本ではないと思っていたのでちょっと驚きました。

「はなのすきなうし」という本です。
はなのすきなうし

通っていた小学校の図書館に1冊あって、卒業までに10回以上は借りて読んだはずです。読書家だったように聞こえるかもしれませんが違います。図書館にある本の中で、最も薄く最も早く読める本を捜索した結果、見つけ出した本でした。他にもそういった本は何冊かありましたが、そこそこ有名だったり、あきらかに低学年用と思わせるタイトルだったりでうまくありませんでした。その点、「はなのすきなうし」は作者が外国人で、タイトルこそ平仮名ばかりですが詩的な香りもあり、これだ!と思った本でした。

この本を連投のきく大エースとして、学校で読書を課せられるたびに借りては読んでいました。誰がいつ何を読んだかという情報の記録もExcelデータで残ったりしない時代です。また実際5分で読めますから、クラスメイトに横行していたあとがきだけ読むという後ろ暗い手段を使う必要がないのもこの本の良いところです。なので気兼ねなく何度も何度もこの本を読みつづけました。

さて、あらためて調べてみました。作者はマンロー・リーフ。米国の児童文学作家。メリーランド州ハミルトン生まれ。ハーバード大学卒業後、教師を経て出版社に入社。(中略)1936年に出版した「はなのすきなうし」で好評を得たほか、同書はアメリカの絵本の古典の一つになる。(中略)また「はなのすきなうし」は1938年ディズニーでアニメーション化される。

マンローさんにもアメリカ合衆国にも申し訳ない限りです。 “アメリカの絵本の古典”だそうです。有名すぎるぐらい有名な本でした。アニメーションもYouTubeにありました。ちなみにアニメのうしは本のうしよりだいぶ可愛くなっていました。

あらすじもあり、さすがに記憶違いはありませんでしたが、今あらためて見直すとどこかしら自分の血だか肉だかになっているような気がしなくもありません。不純な動機だったとはいえ、子ども時代に何度も読んだからでしょうか。そういえば赤塚不二夫さんが亡くなって、翌日の新聞に多くのキャラクターが台詞の吹き出し付きで掲載された時も、さほどマンガ好きではなかったはずなのに、そんな感触がしたことを思い出しました。

”やりました。海外で上映決定しました。”

夏が終わって悲しい柴田です。

個人的な告知をこちらで。

去年、弊社の屋代PMをPとして製作した
ドキュメンタリー作品「少年飛行兵の笑顔」。
多くの海外の映画祭に出品していましたが、結果、”お祈り”メールがくる毎日でした。

しかしですね。ようやっと取り上げてくれる映画祭がありまして、
8月末にイギリスのNoriwich Radical Film Festivalで上映されました。
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特攻隊をテーマにしたドキュメンタリー作品だったので
当時、日本と敵対していた英国の方々が、この作品をみてどう思ったのかが気になる所だったのですが
どんな形で上映され、どんな空気だったのか
私は現地に行っていないし、特に「こんなんだったよ!」などの連絡もないので全くわからず。
プログラムには一応、組み込まれていたので恐らく上映されたんだと思います。
(映画祭公式Facebookをみても、写真の半分ぐらいが映画祭スタッフの楽しそうな写真ばっかり!笑)

そもそも、映画祭関係者がものすごく連絡がとってもルーズだったので、こんなとこかなと。
小さな町の小さな映画祭です。
私も昔、アメリカの田舎町で学生をしていたとき、
映画祭スタッフをやったことがありましたので、何となくわかります。
とはいえ、選んで頂いたので感謝感激の気持ちでいっぱいです。

そして先日、アメリカのメリーランド州で行われる
Queen City Film Festivalでも10月に上映されることが決定しました。
とうとうアメリカで上映です。
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過去、私はアメリカに3年程住んでいたのですが
アメリカ人の太平洋戦争に対する考え方は日本人がもつそれとは全く違う、
ということを感じました。

とても親切で、とっても心優しい、牧師見習いの女友達に言われた言葉があります。
何かの話で戦争の話になって、
「日本は原爆を落とされて当然なのよ。それだけ悪い事をしたのだから、当然よ。」と。

驚きすぎて返す言葉を失ったのを覚えています。
まぁ、もちろん、彼女はアメリカ代表ではないので典型的な概念の全てではないのですが。
この作品をみてアメリカの人は何を思うのかが、とってもに気になるところです。

しかし、これもまた小さな町の小さな映画祭。
作品を高画質のファイルで送ってほしいと言われて送っても、受領連絡はくれない映画祭スタッフ。
お客さんの感想を知る事もなく、知らされる事もなく終わる事でしょう。

繰り返しになりますが、やってくれるだけありがたい!
ありがたいことです!感謝してます!
無事上映されますように!

ちなみに日本では某自主作映画の登竜門で
一次選考を突破しましたが入選はかなわずでした。
審査員の方々に感想を頂いて、
この作品は主張に欠けているのでドキュメンタリーじゃない、と多数書かれていました。
(それでいて一次を突破よくしたな、と思いました。)

共感してほしくないから主張してないんです。
それに気づかれた審査員の方もいらっしゃいました。
”ドキュメンタリーは監督の主観で事実をかえてしまう可能性があるから
見る人に影響を与えてしまう、あくまで事実だけを伝えようとしたのかと。”
おっしゃる通りです。

海外の映画祭にはまだ出品してます。
またどこかでひっかかるといいなと思いながら

トップリーグ2016開幕

さあ今年もラグビーのトップリーグが開幕しましたね。
昨年のW杯で優勝候補の南アフリカに勝利した余韻も無くなりかけてた先月、
オリンピックでは、セブンズではありますが、これも優勝候補のニュージーランドに
勝利してベスト4(残念ながらメダルは逃しましたが…)という輝かしい成績でした。
その熱が冷めないうちに国内でのトップリーグが開幕し、既に2節が終了しています。
この2節を見た印象はというと、ヤマハがヤマハスタイルというスクラムに磨きをかけ、
今までになくスクラムが強くなっていたこと。しかも、初戦で王者パナソニックに勝ち、
リーグ戦が昨年までとは違う展開になって面白くなるのではないかと思っています。
他の試合も接戦が多く、各チームのレベルが拮抗しているようで、
どの試合を観てもラグビーの楽しさが伝わってくるのではないかと思います。
王者パナソニックも、現役大学生(筑波大学)の山沢をスタンドオフに起用するなど、
将来の日本代表にとっては願ってもない育成をしていて嬉しい限りです。
この山沢という選手、実は日本代表前監督のエディー・ジョーンズも期待していた選手で、
怪我で昨年の日本代表やW杯には呼ばれず終いだったのですが、今年は怪我から復帰して、
しかも大学生なのにトップリーグチームに在籍しているという異色な選手です。
しかも王者パナソニックの試合に出れるというのはスゴイことです。
もう大学生の試合は出ずに(どうせ帝京大学の1強なので)このままトップリーグの
レベルの高い試合で経験を積ませてあげた方が日本ラグビーの未来のためにも
いいことだと思います。
そして、もう一つ、今年の注目は、宗像サニックスブルースです。
おそらく今年の台風の目になるのではないかと期待しています。
実は今年再昇格してきたチームなのですが、ランニングラグビーに磨きをかけ、
観ていても面白いラグビーを展開しています。
あの超有名な元オールブラックスの選手、キングという愛称で親しまれている
カーロス・スペンサーがバックスコーチを担当しているのも影響していると思います。
ちなみに、昨年W杯の南アフリカ戦で終了間際の逆転トライをしたのは、
このチーム所属のカーン・ヘスケス選手です。
などなど、今年も見どころ満載のトップリーグです。
是非会場に足を運んで、生のラグビーの醍醐味を味わって下さい。
そして2019年のラグビーW杯日本大会が盛り上がることを祈ります。