マザース三日坊主

国境をわたってお酒を買いに行く。

日本で生まれて日本で暮らしてると
国境を渡る、ということは
あんまり日常的なことではありません。
だいたい成田とか羽田とかで
うやうやしくパスポートをチェックされて
飛行機にのって、どこが境目かわからないうちに
どっかの国の空港に到着して、
またパスポートをチェックされて
「サイトシーイング!」なんて答えて外に出て
「おー!海外だー!」なんていった気分になります。

でも世界をみると
電車とかバスとか割と気軽に
国境をこえて隣の国にいける、という国の方が多いです。
(もちろん、いろんな問題でそう簡単ではない国境もありますが)

先日、フィンランドのヘルシンキを訪ねた際に
隣の国のエストニアのタリンに行ってみました。
市街地からすぐの港から船にのって2時間半です。
特にイミグレーション的なチェックもなく、
チケットを買うときにパスポートを見せるだけ。

みんな地元人っぽくて、身軽な格好です。
感覚的にはたぶんちょっとそこまでの気分なのでしょう。
成田や羽田で感じるワクワクした空気感もほぼ感じません。
でも、平日だというのに2000人の定員はほぼ満席です。
船内には大きな免税店があって
ものすごい量のお酒が売られています。
空のカートを持っている人たちもちらほらいます。
エストニアはフィンランドに比べて
物価がかなり安く、お酒も同様のため
わざわざタリンにお酒を大量に買いに行く人たちが
いっぱいいるそうです。
タリンの港周辺には「カクヤス」的な
お酒の量販店がいっぱいあって船に乗り込む前の人々が皆
結構な量のお酒をゲットしていました。
フィンランドはスーパーで気軽に買えるのは
ビールと酎ハイ的なものだけなので
(アルコール度数がこれらより高いものは、20時くらいまでしかやってない
 酒屋さんでしかかえないようです。ワインも20時以降は買えませんでした。)
気軽に買えるエストニアでは余計、購買意欲がそそられるのかもしれません。
お酒を買うために、気軽に国境を越えて、
なんてちょっと不思議な感じでした。

ちなみにタリンは街全体が世界遺産に登録されている
歴史的町並みが有名な場所なのですが、
歴史にさほど興味がないわたしは、遠くにみえた
スカイツリーみたいなテレトロンというタワーにのぼってみました。
個人的にはすごく楽しかったです。
東京まで7875kmでした。

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