マザース三日坊主

夜空を見上げよう

きのう、夜中にネットをしていたところ、
「流星群が今夜極大」という記事を見つけました。
かつて天文部に所属していたというちょっとそっとしておいてほしい
過去を持つ私は、宇宙とか星空とか天体ショー全般に弱いのです。
しかも「午前2時ごろがピーク」という記述にふと時計を見ると、まさにジャスト2時!
これは! とさっそくベランダへ出てみました。

昼間の気温もほどほどだったおかげか、気持ちのいい風が吹く夏の夜。
ジージーとうるさくない程度に鳴く蝉の声(同録の敵!)。
雲がちらほらありつつもよく晴れて月もなく、絶好の天体観測日和…だったのですが。

みなさん、最近夜空を見上げたことありますでしょうか。
たぶん、想像以上の東京の夜空の明るさに衝撃を受けると思います。
知っていたはずだし、常識として頭では分かっているのですが、それにしても明るい。

あれ? もう夜が明けるの? と言いたいくらい、空の下の方が白々と明るんでいます。
(深夜2時です!)

一等星や二等星で構成されている、
目立つはずの有名な星座(カシオペアとか白鳥とか)も、
だいぶ細い針で障子に穴を開けた程度のぽつんとした点にしか見えません。
冬には同じ東京で同じ星を見てもきらりと星らしく輝いて見えるものなのですが、
夏の密度の濃い湿気た空気のせいか、光化学スモッグやPM2.5が関係あるのか、
なんだか薄いカーテン越しに見ている感じというか…。

よく美しい満天の星空の描写として「手が届きそうな」という言葉が使われますが、
あれはやっぱり、空気が透明で星の光がちゃんと届いているから近く感じるのでしょう。
湖や海でも、透明度が高いと深い水底の石や砂までよく見えて、
やけに浅く感じることがありますね。それと同じことなのかもしれません。
つまり東京の空は、空気の透明度が低いために水底の石も砂も生き物も
よく見えない状態であると。

普段、空気というものは目に見えないものだと思っていますが、
水と同様、汚れれば濁るしきれいなら透明感があるものなのだな…と
いまさらのようにしみじみしてしまいました。

そんなわけで、流星はさっぱり見えませんでしたが、
やはり星が見えなくてもたまには空など見上げないといけないなと思った、
ロマンチックだか理屈っぽいんだかよく分からない一夜でした。

業務連絡→マザース山部の方へ
今年のオリオン座流星群(10月)かふたご座流星群(12月)合わせで、
合同合宿を組みませんか。
マザース天文部・諸星より

閑話

土曜日、錦糸町のすみだトリフォニーにクラシックのコンサートを聴きにいってきました。
最近シンフォニーを聴きによくいきます。
何がいいのか。
音がいい。きめ細かい。そりゃそうだ。
演奏が目で見られる。当たり前ですね。見てると面白い。
ぼーっとしててもいい。わかんなくても別にいい。
頭がすっきりする。脳みその洗濯。
うたた寝すると損したけど気もするけど、目覚めの気分は豪華。
総じて思うのは、なんだかいい、という感覚です。
聴いている時、あーここいーなー、と思うこともあるんですが、家に帰ると忘れてます。聴き直してもそう思わなかったり。
露天風呂が良かった。
朝の散歩が爽やかだった。
酒が美味かった。
赤ん坊と遊んで楽しかった。
というのとちょっと似てます。
いつもと違う頭の回路を通すからなのでしょうか。

演目はベートーベンの第七交響曲でした。
初めて聴いたんですが、聴きやすい。
ベートーベンの音楽は構築がしっかりしてると思います。建築物みたいに。
わかりやすい、飽きさせないっていう感じでしょうか。
ベートーベンは耳が悪かったっていうのもあるのかな。
おっとえらそうなことを言ってしまいました。
映画監督だと黒澤明の感じに似てる気がします。
赤ひげのサントラなんかそっくりですよね。
あ、またえらそうなことを。

いちばん好きなのはモーツァルトです。
キラキラチャラチャラした感じ。
てきとうに勢いで作曲したんじゃないか?っていうスピード感というか迷いのない感じ。でも美しい。
初めて生のオペラを観たのは実相寺昭雄さん演出の魔笛で、ウルトラマンや怪獣が出てくる楽しい演目でした。
隣の席の10才くらいの男の子がゲラゲラ笑いながら観てました。
怪獣だけじゃなくて歌のところも笑ってる。
笑えるんだなーほんとに。歌いたくなるしなあ。
またまたえらそうなことを。

クラシックといえば制作進行の時に、武満徹さんの長野の別荘がかっこいいから見てこいと言われ、ひとりで突撃ロケハンにいったことがあります。
で、そのとき・・・

・・・それはまた別の機会に。