マザース三日坊主

中国

10年ほど前、仕事で中国に行った。
雲南省昆明、麗江、そしてさらに奥の元謀土林という町。
2度に分けてのロケで、あわせて3週間ほど滞在した。
そもそも中国へ行くのが初めて、しかもなかなかの奥地もあり、不安な気持ちを抱きながらの出発だった。
昆明
成田から北京へ、そして昆明で飛行機を乗り換え、その日中に麗江まで行く予定だったのだが、北京空港が濃霧で昆明への飛行機が飛ばない。しばらく待っても変わらない様子。というより、言葉がわからないので、状況がよくつかめない。
このままでいくと、目的地の麗江まで今日中に行けなさそうなことはわかる。
あいにく僕ひとりの移動で、どうすることも出来ず、麗江にいるスタッフに電話して困っていることをなんとか伝える。
「昆明でなんとかします」と明るく言ってくれたが、どうすんのかなと思いつつ、ようやく飛行機が飛んだ。
賑やかな中国人と、カラフルな民族衣装を着た人たちで機内は満席。日本人は多分ぼくひとり。久しぶりに自分が外国人であることをひしひしと感じる。
深夜、昆明空港に到着。
さて、と思っていると、僕の名前が書いてある紙を手にした若い女性が立っていた。
20歳くらい? ちょっとあかぎれ気味の顔に、着ている服はどこか制服っぽい。笑顔なし。
撮影スタッフではなさそうだし、いわゆる「VIPサービス対応」の人にも見えない。
さあこっちへという感じで彼女が歩き出したので、ついていくしかない。お互い言葉は通じないし。
途中通りかかった若いあんちゃんと、何か口げんかをした。不安だなあ。
空港前のホテルに着く。チェックインをしてくれ、指で「8」の合図。明日は朝8時だ、ということらしい。で、すぐ帰ってしまった。
翌朝時間通りに、ぶっきらぼうに、同じ格好でやってきて、チェックアウトをしてくれる。
見ていると、どうやら値切っている。飛行機の都合でこうなったんだし、時間も短かった、というようなことを怒鳴っている。
料金交渉は終わり、安くなったらしい金額を払う。
空港に着くと搭乗手続きをし、高級そうだが不思議な雰囲気の待合室に案内してくれ、お茶と軽食の手配をした後、またすぐに帰ってしまう。あたし忙しいから、という感じ。
ようやく到着した麗江で、あれはいったい誰なのか、とスタッフに聞いたところ、空港の近くで働いている友達がいたので頼んだということだった。
真夜中だったのにな。
ロケの帰りは昆明で1泊する予定だったので、お礼をと思って彼女を夕食に誘ってもらったら、なんと彼氏を連れてやってきた。
この前よりややきれいである。着ている服もふつう。笑顔あり。
よかったと思っていたら、今夜の食事は自分たちがご馳走する、と言い出した。ここは中国なんだから、とか言っていたように覚えている。
いやそれはという応酬があったのだが、けっきょく奢られてしまった。
すごいギャラを彼女に払ったのかとスタッフに聞いたら、そんなことはなかった。
元謀土林
元謀土林は昆明から山を越えて車で6時間ほど行く田舎の町。どう見ても日本人はいない。外国人もいないだろう。
ホテルはないが、招待所があるから大丈夫だと言われた。
大広間のようなところに雑魚寝するのかなと覚悟していたが、しょぼいビジネスホテルのような宿で、ベッドもトイレもシャワーもあり、ひと安心。
夕食は町の食堂へ。
ビールは冷えていない、麻婆豆腐の山椒がきつすぎて唇にしみる、酒が合わない、などなどあったのだが、毎晩通ううちに気を使ってくれるようになった。
問題は朝食と昼食。
朝はホテルの食堂。海外のホテルでよくある朝食ビュッフェの中国版というところ。お粥、玉子、中国のパンなど。
昼はロケ現場でケータリング(中国人はいかなる時でも常に温かい食事を食べるそうだ)。ごはんと、花巻やスープに、おかずが必ず2品、野菜が何か別に。
食事内容はまあまあ良かったのだが、食事時間になると「楽しみは食事だ」という感じで、ものすごい勢いでスタッフが群がる。
中国スタッフは100人以上。何でも人海戦術なので、やたらと人がいる。日本人は5人。しかも見学というような立場だったので、力学的に弱い。
とてもではないが、入っていけない。ほんとにすごい勢いなんだから。
中国スタッフが料理を取り終った後に、ようやく並ぶというのが続いたのだが、ある日の昼、スチールカメラマンのおばさんがトマトを持って僕らのところにやってきた。
あんなに皆がいたら取りにくいだろう、この地方はトマトが名物なんだよと。
僕らのこと見ていたのかあ。見ていたんだろう。
日本には仕事で時々行くんだ、ヨドバシカメラで買い物をするのが楽しみ、言葉がわからなくて困ったよ、トマト美味しいでしょ、と話し掛けてくる。
その後おばさんカメラマンと仲良くなって、昼を一緒に並んだり、通じないがお喋りしたり、撮った写真を見せてもらったりもした。
また行ってみたいな。中国。

巣鴨レポート

関東でも紅葉が見られるようになってきましたね。
秋と言えば、私はやっぱり「食欲の秋」です!
寒くなってきて、鴨肉が食べたくなり、
先日、巣鴨の「加瀬政」に行ってきました。
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http://www.hirame.com/kasemasa/index.html
なかなかの人気店らしく、以前から気になっていたのです。
鴨の卵を2つも使用したランチの鴨丼。
これが絶品でした!!
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鰆の煮付けも食しましたが、これもご飯のすすむ味。
かなりのボリュームでしたが、あっという間に完食。
いやあ、美味しかったです。
お店のメニューには「おばさまランチ」なるものが!
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さすが、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨。
ちなみにすぐ横のお店は「カラオケたろう」。
商店街の中間あたりなので、ベストポジションにあります。
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さらにお店の前には
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「日本一の赤パンツ」ってなんだ!!
商店街の各所で売られていて、結構にぎわっています。
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健康美容室。はじめて聞きました。
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「テレビ放映の靴」。
いつでしょう・・・アバウトすぎるでしょ!!
やたら看板がでかく、ドラックストアでさえ他店に比べると金額表示の文字がでかい。
コピーも分かりやすくストレートです。
今年の「今でしょ!」や「倍返しだ!!」も取り入れていました。
とげぬき地蔵をお参りして、商店街の中には北海道・熊本など各地の物産展があったりして、予想以上に楽しかったです。
休日に巣鴨、おすすめです。

秋になって

猛暑だった今年の夏が終わって秋になりましたが、皆さんは秋が好きですか?
僕は子供の頃から秋になると寂しくなるのは何故なんだろうと思っていました。
多分日が落ちるのが早くなって涼しくなるのを寂しそうに感じたんだと思います。
皆さん食欲の秋で食べ過ぎに注意だとか、待ちに待った季節が来た、等言われますが、
僕は昔のイメージを引きずったまま成人したので、あまり好きにはなれないのです。
あともうひとつ、昔御世話になった方が教えてくれたのは「人は皆誕生日が来て身体力が回復して1年を過ごす。だから誕生日の前に体調を崩す人が多い」と言う事でした。
そう考えると1月生まれの僕は、毎年11月ぐらいに突然熱がでたり体調が悪くなる事が多かった気がします。
1月生まれの人の全員が秋になると体調を崩すわけではないでしょうが、そう言う事も
あるのを知っておくと今後の為になるかもです。
でもどうやって気を付けるのかは御本人にまかせるしかないのでしょうが・・・・・。