マザース三日坊主

デジタルとFILM

昨日は、タワーレコードのNO MUSIC,NO LIFE.の撮影でした。
浅草のレトロなビルでの撮影が18時ごろ終わり、カメラマン平間さんたちと「一杯だけ行きますか!」と、浅草の街へ繰り出すことに。
通称ホッピー通りと呼ばれる、道にまでイスとテーブルがはみ出す居酒屋がずらりと並ぶ通りで、鶏もつ煮など食べてご機嫌。
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バカ話から、ちょっとマジメな話まで、あれこれと会話がはずんで楽しかったのですが、中でも平間さんからは、FILMで写真を撮ることへの思いなど、素敵な話を聞くことができました。
(ぜいたく!)
せっかくなので、私のつたない要約ではありますが、ここに掲載させていただくことにします。
「デジタルカメラで撮る写真というのは、「写真」というよりは「画像」という感じがする。
昔のお金はイコール「金」、実際に価値があるものだったのに対して、あるときにただの「紙」である紙幣を共通認識として価値を認めることにした、その関係に似ていると思う。」

デジカメの「画像」は、みんながそれを「写真」として認識することにしているだけで、本来の「写真」が持っている本当の価値はない、ということなのでしょう。
そして、特に印象的だったのは平間さんの次の言葉。
「写真の現像というのは、一度水を通す。それは、地球から命をもらっているということ。
その命があるかないか、それはデジタルとFILMの大きな違い。」

・・・すごい!
さらに、お子さんのいる周りのスタッフから、「子供の写真を撮ろうとしても、シャッターを切るタイミングが遅くなったりして、なかなかいい写真が撮れないんですよ」という話が出ると、
「今だ!と思ったらもう遅い。今だ!とか思わずに、相手とシンクロしないといけない。
相手を受け入れて、同時に感じるというのがすごく大切。」

なんだか、すごく大事な極意を聞いてしまったという気がしました。
こうして撮影後に飲みに行くということもなかなかないのですが、普段は聞けないような話が聞けたりして、なんともぜいたくな時間でした。
平間さんは、浅草にギャラリーと暗室をそなえた「PIPPO」というスタジオを開き、FILMを使った写真のおもしろさを伝えるための拠点として、ワークショップや写真展を開催しています。
3月には、平間さん本人によるワークショップもあるとか。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

六本木の映画館

毎度、諸星ですみません。
本日担当は友久の予定でしたが、演出の仕事で多忙のため、同期のよしみでピンチヒッターです。
なので、友久にちなんで、映画の話でも。
マザースが六本木から白金高輪に引越してきて、もうすぐ1年。
なじみの店も増え、だいぶ土地勘も身についてきましたが、やはり、六本木と比べると「本屋」と「映画館」に行く機会が減りました。
六本木時代は、なにしろ会社から徒歩5分くらいのところにTOHOシネマズとシネマートという方向性の違う映画館が2軒もあったので、今よりもちょくちょく映画に行っていました。
特にTOHOシネマズは、当日でもWEBでチケットを買えるので、「今日早く終われそう・・・」というときには、いそいそとWEBで上映スケジュールを確認して、そのままチケットを購入、映画館では自動発券機でスマートに発券。
ああなんて都会的、そして未来的なのだ・・・と我ながらほれぼれしたものです(私だけ?)。
しかも水曜日はレディースデイで女性1,000円。
恵まれすぎです。
そのTOHOシネマズ、よくイベントをやっています。
去年「これは!」と思ったのは、「午前十時の映画祭」という、過去の名作50本を1年間かけて1週間ごとに朝10時から上映するというものでした。
去年このイベントを知ったとき、「これはすごい!」と感銘を受け、卓上カレンダーに1年間分の上映スケジュールをはりきって書き込んだ私でしたが、実際に行ったのは「アラビアのロレンス」のみというていたらく。
「スタンドバイミー」とか「ゴッドファーザー」とか「2001年宇宙の旅」とか「ベンハ―」「クレイマークレイマー」「レインマン」など・・・。絶対見たいものもあったのですが、仕事が忙しくて行けなかったり、チケットが完売だったり、そもそも10時という時間が早すぎたり(!)と、意外にハードルが高かったのです。
この映画祭、昨年が好評だったようで、今年も第2弾がすでに始まっています。
第二回 午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本
今年も見たいと思う作品を卓上カレンダーに書き込んだので、せめて前年度越えの2本は見に行きたいものです。
と、ここできれいに終わらせたようですが、実はまだ続きがあります。
いや、むしろ、本題と言ってもいいかもしれません。
TOHOシネマズのイベントには、このほかにも「イッキミ」などおもしろいものがあったりするので、ちょくちょくチェックしているのですが、その中でも「おお!」というものを今日、見つけてしまいました。
大成龍祭2011」!
成龍と書けば誰もが分かる、そう、ジャッキー・チェンの大特集です!
六本木では4/10(日)から11/6(日)まで、毎週日曜日、ジャッキーの主演映画31本を順次上映するそう。ちなみに料金は1,000円。
上映自体はDVDかブルーレイで行われるようですが、昔の作品を大きいスクリーンで見られる機会はなかなかないもの。
ジャッキーの大ファン!と言えるほどたくさんの作品を見ているわけではない私ですが、子供のころ、テレビやレンタルビデオで見たジャッキー作品はいちいちかっこよかった・・・。
今でも「プロジェクトA」のアクションは目に焼きついています。
すごくどうでもいい思い出を語らせてもらえれば、「プロジェクトA」の中で、通りかかった女性を見て、ジャッキーの仲間が「シャンだぜ」というところがありました。
「シャンってなに?」と父親に聞いたことを今でもなぜか思い出すことがあります。
シャンとは美人のことだそうですが、日常生活で聞いたことは一度もありません。
とにかく、若かりしジャッキーの八面六臂の大活躍を大スクリーンで見ることのできる大チャンス!
見たことのない作品も含め、精力的に見に行こうと思います!

ラジオ体操

前島さんのブログを読んでビックリしましたが、
実は私も、ラジオ体操を日課にしています。
ラジオ体操をこんなに真面目にする日が来るとは、
夢にも思っていませんでしたが、
かなり良くって、すっかり定着しています。
続ければ、四十肩とか、ならずにすむかも。。笑。
いつも肩をもんでくれる美容師さんから、
かなり柔らかくなったと誉められました。
運動不足は何とかしたいけど、
めんどくさがり屋な人に、
ラジオ体操、おススメです。
ただし、恥ずかしがらずに指示通りにやる事、
レオタードのお姉さんと同じように動く事、
それが何より重要です。

プレビズ

ハリウッドではすでに主流となっている「プレビズ」
昨年末クルマのCMで、使用した感想を書いてみます。
(ちなみにプレビジュアリゼーションの略)
例えば、大きなセットでの撮影の場合、
セットミニチュアを作り人形を置いて
位置関係などを確認、打合せする事はよく行いますが、
プレビズは、簡単な3DでCGを作りシュミレーションをします。
そのカットに必要なものを、その場でパッと作り配置。
カメラポジションやキーライトを決めて打合せ。
3Dなので、複雑なカメラワークにも対応。
メリット①「予算が明確になる」
今回は全カットプレビズをしたので、キーライトの位置、カメラ位置、
カメラ移動の範囲、背景の範囲を事前に把握出来た事で、
余分な機材、美術、照明機材を排除。
メリット②「撮影前に撮影する事で、香盤を作りやすい」
使用するレンズ、カメラ移動のスピード、演者の立ち位置などを
数値化しデータを持って撮影にのぞめる為、
効率的な香盤を作り、忙しいタレントへの対応が出来た。
メリット③「撮影前に、編集が見える」
フルCGのCMだったので、全カットプレビズし、
簡単に編集してみると…仕上がり感や尺の問題が露呈。
こうしてまとめてみるとメリットだらけですが、
撮影現場でのヒラメキとか、
経験によるスタッフの技量が発揮されにくくなるのも事実です。
その為には、各スタッフのプレビズへの理解が重要でしょう。
企画決定までには時間を割くのに、制作準備が少なくなり、
面倒な事は「じゃ、現場で!」となりがちな状況を打ち破る、
プロデューサーにとっては、有効なカードになると思います。
BOOKでプレビズ部、作ってもらえるといいな。